じゃこぴーのぶらり

ぼちぼちいこか。

Netflix:「ファッションが教えてくれること」

今回紹介する映画は「ファッションが教えてくれること」である。これはなぜか、魅力的な映画で私は何度も見てしまった。

 

主人公はVOGUEのニューヨーク編集長、アナ・ウィンター。あのプラダを着た悪魔の鬼編集長のモデルとなった人物である。ファッションを鋭い感覚で作っており、彼女なしではファッション業界は成り立たないといってもいいというくらい。その編集長とその周りの人々のファッションへの熱き情熱を描いた作品である。

 

そもそも、私は自分のことには興味がないが、ファッション、特になんか海外でこれ誰が着るの?みたいなものにはなぜか惹きつけられていた。自分の想像の範囲を超えているからであろう。自分が持ち得ていない能力を持っている人は魅力を感じた。

ファッション雑誌でもフランス人形のようにモデルたちが取られている写真は、どこか人間を超越しているようで魅了されてしまう。

 

アナ・ウィンターは本人には何か理論がありそうであるが、即決で決めているところがかっこいい。まさに仕事をしている。それ以外はしません。って感じで、ドクターXのような仕事っぷり。そんな人に翻弄されながらも周りは食らいついていく感じがこの映画の面白さである。自分とはあまり関連のない分野に浸ってみるにはちょうどよい作品だ。